「I wanna ○○」短縮形で知りたい事トップイメージ

「I wanna ○○」短縮形で知りたい事

長すぎて舌が上手く回らない様子

 英会話中級者になってくると、初級者の頃には使わなかった英語フレーズを使うようになり、中にはネイティブスピーカーのような英語フレーズなどの短縮形を使いこなす方も現れ始めます。

 オンライン英会話ガイドでは、英会話初心者の方には“変に短縮形で表記する事が無い”よう、できるだけ紹介するフレーズが短縮形にならないように気を付けたフレーズ紹介していますが、中級者ともなると反対にネイティブにより短縮形が良く使われるフレーズにおいては、ドンドン短縮形での表記を心掛けるようにしています。

 その最大の理由として、英語の短縮表記と言うのは、「正しい使い方を知らないと大きな間違いを犯す」可能性が非常に高くなってしまうからです。

 そこで、ここでは「I want to ○○.」の短縮表記である「I wanna ○○.」について紹介していきたいと思いますが、初級者の方はまずは以下の「I want to ○○.」を参考にした上で、知識をさらに深めて頂ければと思います。

「I wanna ○○.」の解説

 まずフレーズからですが、ここで覚えるフレーズは、「I wanna ○○.(私は○○がしたい)」と言う自分の願望や要望について相手へと伝えるフレーズです。

 ご存じの通り、「wanna(ワナ)」と言う表現は「want to」の短縮形で、主に会話や仲の良い友達同士でのメール交換などで使用され、イギリスやオーストラリア、それにアメリカなど世界中のネイティブスピーカーによって使われています。

 この「wanna」と言う表現が登場する理由として、まず言えるのは「英語を話す人はLazy(怠け者(笑))」だからです。

 今回の「want to」の場合には「want」の「トゥッ」と言う音と「to」の「トゥ」と言う音が被ってしまうため、日本語と比べて口を大きく開け閉めして発音をする英語では、この動きが面倒になり短縮的表現を使うようになります。

 実際に発音して頂けるとお分かりになられると思いますが、確かに「トゥッ」「トゥ」と言うのは、口の動きが面倒ですよね(笑)?

英語でのメールは凄い短縮に

 別に覚える必要は無いのですが、友人同士で英語メールのやり取りをしていると、単語やフレーズの短縮形の多さに驚かされる事があります。

 例えば、次の様に「I want to go to Tokyo with my boy frined.」と言う文は、「wana go 2 Tokyo w ma BF.」と言った調子で送られてくる事があります(笑)。

 もちろん、「真似してください」と言いませんが(笑)、発音を基調としているんで読めるようにはなっておきたいところです(笑)。

「I wanna ○○.」を使った間違い

長い道のりを短縮するイメージ

 「wanna」と言う表現は「want to 」と比べて非常に便利な短縮表現なため、英会話初心者までも“乱用”している様子を時折見かけます。

 しかしながら、「wanna」と言う表現は基本的な使い方を知っていないと、将来、英語を使った仕事をしている時に“思わぬ失敗”や“恥ずかしいミス”をしてしまうかも知れないフレーズでも有ります。

 そこで、「wanna」の“使用法”や“良く有る間違い”についてもう少し詳しく紹介していきたいと思います。

 特に、「wanna」について深く知らずに連発してしまっている方は、意味の再確認と言う意識で結構ですので読んで頂ければと思います。

「He wanna use the computer.」は正しい?

 英会話初心者が「wanna」と言うフレーズを使っているケースで、「He wanna use the computer.(彼はコンピュータを使いたい)」と言う風に表現しているのを良く聞きます。

 実際、ネイティブスピーカーも面倒になってくると、先のように表現する事も無い事は無いのですが、正しくは「He wanna use the computer.」とすると間違いとなります。

 それは、「wanna = want to」の短縮形となっており、「wanna ≠ wants to」の短縮形では無いためです。

 つまり、この場合だと「He wants to use the computer.」としなければいけないので注意をしてください。

文語としての「wanna」

 先にも紹介しましたが、「wanna」と言うのは口語(会話に使われる言語)であって、文語(文字としての言語)では有りません。

 そのため、例えばビジネスシーンなどのレポートで「wanna」と表記してしまうと、相手は意味は理解する事ができたとしても、「何て教養の低い奴だ」と思われかねません。

 そのため、ビジネスシーンでは「wanna」と言う短縮表現は使わずに、「want to」と言う表現を使用して頂ければと思います。

 ただし、友達同士などの簡単なメール等では、“文章が短くて相手に返信しやすい”と言う意味も有り、「wanna」は高い確率で使用されています。

「wanna」の過去形は?

 少し余談ですが、「wanna」には過去形が有って「wannated to(ウォナティッドゥ トゥ)」と言う風に使うもネイティブの中にはいます。

 しかしながら、この場合も悪魔で話言葉(俗語)で有って、書き言葉では無いので「wannated to」とは書かないように注意してください。(“wanted to to”になってしまいますからね(笑))

To page top ページの先頭へ